PENTAXのロゴ

PENTAXの現行のロゴは、フォントがExtraBold並に非常に太いので、詰まった感じがあります。屋外で遠くからペンタックスのカメラを見たとき、字が詰まっていて、ロゴの読みやすさが下がっていると思われます。文字がつぶれて、ちゃちな、安っぽい感じがします。

昔のペンタックスのカメラペンタ部のロゴは、ロゴ全体の縦横比が横に長かった。だから、オールドユーザーにはなおさら窮屈な感がします。
基本的には、文字の間隔を空けると、高級感が増す効果がある。人が近くで見るのと遠くから見るので、印象が変わる現象もある。また文字の認識は、高速道路の標識の文字を遠くから見てすぐ認知できる字に変えるなどしています。ロゴの制作過程では、遠くから人が見た時の印象認識というのは重要な検討事項です。
一見して消費者には分からないごくわずか程度、カメラ表記のPENTAXロゴは、文字の間隔をわずかに広げるとどうでしょうか。屋外でPENTAXを見た時、より、風格、高級感が増すと思われます。高級感があまりない会社と思われるので、十分検討すべきアイデアではないでしょうか。元々は、ニコンと同じくカメラペンタ部の横に長いロゴと、カタログ表記の現行のロゴを使い分けていたのだから、同じ理由でごくわずかに変えるのが、ブランド価値を上げるのに良いと思われます。

(文責:相澤洋次郎)

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PENTAXのロゴ” に対して1件のコメントがあります。

  1. 匿名 より:

    オールドペンタファンです。

    私が感じていたペンタ部のロゴの間抜けさを、論理的に説明されていて、とても腑に落ちました。

    昔の横長のロゴの方がカッコいいですし、現行のフォントでも、間隔を空けるだけで随分と印象が変わるものですね。

    今すぐにでも過去のように製品のロゴとその他販促物のカタログなどのロゴの使い分けをするべきです。

    四谷にできたペンタックスのショールームで苦言を申し立てて参ります。

    とても参考になりました。

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