第4の中華鍋が誕生
「トウキョウ ウォック(東京鍋)」
~ 狭い日本のキッチンから生まれた、初の家庭向けコンパクト中華鍋 ~

 中華鍋にはそのR形状(大・小)と取っ手(両・片手)から、北京鍋、広東鍋、四川鍋と分類して呼ばれます。これを四象限に当てはめると、1つ空いた枠があります。Rが大きく、取っ手が片手というこの鍋が、その空いていた枠にぴったり当てはまりました。第4の「新型」中華鍋として、世界最大の都市・東京の、小さく狭いキッチンから生まれた意味から「東京鍋」としました。

 実は、中華鍋は日本の家庭ではあまり普及しておりません。プロが使う鉄製の中華鍋は、家庭では大きく重く、錆びるなどの課題がありました。新商品は、新形状による小型・軽量化(特許出願中)と、中華鍋で初めて、航空機/船舶に使用されるサビ防止技術「窒化鉄加工」を行い、これら課題を解消しました。

 

面倒なサビ対策が大きく軽減

  • 中華鍋で初の、航空機や船舶で使用される「窒化鉄加工」を採用。極めてサビにくい、新潟・燕の最高技術を駆使した鉄フライパン/中華鍋です。
  • 水とタワシでサッと洗うだけ。鉄なのに、使用後は自然乾燥が可能。洗剤不要だから、むしろフッ素塗装のフライパンより楽です。
  • フッ素塗装のはがれを気にせず強火OK。野菜炒めが水っぽくならず、中華料理店のような驚きの美味しさに変わります。
  • 窒化鉄加工は表面硬度が約5倍硬くなり、キズに強い。金属ヘラが使えます。
  • 鉄鍋の使用前に必須だった、ヤケドの危険があって、時間がかかる、防サビ塗装のカラ焼きが不要になりました。

独自技術 窒化鉄加工×ナノエンボス

  • ナノエンボスは、表面を微細な5~7μmに凹凸加工した特殊鋼板。窒化加工により、更に微細な0.5~1μmの凹凸が生じ、シャモジのような“ダブルのエンボス加工”を実現。最強のコラボレーションを考案、製品化しました。
  • ナノエンボスは“油膜形成力”が違う。
  • 鍋はこびりつきが最重要テーマ。独自の“ダブルのエンボス加工”により、微細な無数の穴に油が染み込み、油なじみが非常に良くなります。鍋全面に油膜を形成し、こびりつき対策を究極的に追求した鉄鍋です。

※使い初めは油がなじんでないため、餃子や焼きそばなどは避けて下さい。

ナノエンボス表面

 

中華鍋の“重大”問題を、“軽小”化

1. 大問題
 ①鉄は重い

  • 重いだけで、気持ちがなえます。
  • 鉄の中華鍋は、女性や高齢者には実際使えません

 ②中華鍋は大きい

  • キッチンは、食材をはじめ、まな板や包丁やお玉や調味料や、・・・必要なモノであふれています。キッチンは家の中で、もっとも省スペース化が求められる場所です。
  • 日本の狭いキッチンでは、従来の大きな中華鍋は、隣に置いた鍋にぶつかって使いにくいです。
  • 小さい中華鍋を買っても、フチが急傾斜なため、今度は調理できる量が減るか、調理スピードが遅くなってしまいます。

2. 新発見
 中華鍋の周辺部って使う?

  • 広がって場所を取る周辺部分って必要?
  • 急斜面なので、食材が重力で滑り落ちる
  • 火力の弱い家庭用コンロでの利用価値は?

3. 新発明
 中華鍋の周辺部を“折りました”

  • 中華鍋をコンパクト化!
  • 小さい、軽い。
  • 食材が飛び出しにくい。
  • シンクで洗いやすい。
  • 高い収納性。
  • 家庭に最適な大きさ、軽さの新型中華鍋を新発明。
  • 調理できる量や、調理スピードを損なわずに、直径を小さくして、小型・軽量化を実現。

4. 効 果
 家庭向け中華鍋の決定版

  • 丸底鍋は平底フライパンより表面積が広く、火の回りが良い!熱ムラが少ないから、厚底にする必要がなく、薄く軽くできるのです。
  • 薄板は鉄特有の蓄熱性は下がります。反面、火力の反応が良いので、プロの料理人のようにタイミング良く火力コントロールが可能です(実はプロ用中華鍋も最薄部は1mm以下で薄いです)。揚げ物など、一度下がった温度はすぐ復帰。毎回のムダなガス代も節約。
  • 薄くて軽いメリットを最優先。鉄分不足の女性や高齢者も使いやすい、軽さを追求しました。

5. 工 夫
 中華鍋になかったフチR加工

  • 左右どちらの利き手でも、360°移し替え可能。
  • 注ぎ口(カラス口)加工よりも、液垂れしにくいです。鍋の外側に垂れる汚れが少なくなります。
  • 360°フチR加工は、変形に強く、耐久性をアップします。

     

中華鍋って持ってないけど、何がいい?

① フライが気軽に

 丸底鍋は、少しの油で深さが出ておトク。焦がしニンニクなど食材が少ない時も、真ん中だけに油が溜まってとても便利。深さが出やすいから、本格中華テクの油通しも気軽に。

② 丸底のメリット

  • 炎が良くまわり、熱ムラ少なく、表面積が広いから省エネ/時短に。湯の沸騰が早い
  • 平底のフライパンと比べ、丸底鍋は食材が自然と中央に寄ります。炒飯や野菜炒めのときは、食材をクルクル回せてとても混ぜやすい。煮物も煮汁やソースが上にまわるように煮込めます。
  • 目玉焼き、親子丼、カニ玉、ホットケーキなど、丸く作りたい料理が簡単きれいに
  • 鍋一つでほぼ事足りる中華鍋の万能性。炒・焼・煮・茹・蒸・揚の6役がこれ一つで。

③ フラストレーションが解消

 鍋一つで人生が変わる! 〔優劣比較表〕

④ 買い替え(廃棄)サイクル

 一生に何度廃棄するか比べると、鉄鍋の経済性、環境負荷、精神的良さに大きな差

⑤ 細部までこだわり尽くした工夫

  • 取っ手の太さは2.5cm~3.8cm。誰でも握りやすい太さがある新設計のデザイン。
  • テーパー加工と滑り止めエッジで、返しが振りやすい。
  • 樹脂でなく、環境に優しい天然木の取っ手は、手垢や油が染みない清潔なウレタン塗装。

⑥ 鉄分を毎日補給

  • 女性の鉄分充足率20~50歳代 が不足(厚生労働省)
  • 高額なサプリメントはもう不要鍋がサプリメントです。鉄分を毎日の食事から無理なく補給。
  • 家族の健康や女性には一生役立つ鍋です。

中華鍋情報

Tips 1 中華料理の技

 中華料理は早さが命。高温で素早く火を通すと、食材表面が凝固し、水分、うま味、栄養を閉じ込めます(油通し)。同時に油が食材に染み込みにくくなりベトベトしません。だから中華料理は、実際には油分摂取量が少なく、ヘルシーでシャキシャキ食感になるのです。火力が弱い家庭用コンロなら、薄板の鉄鍋が最適です。
※参考:所さんの目がテン『中華料理ウマさの秘密』日本テレビ 2013年3月2日放送

Tips 2 まんまる3重層目玉焼きが簡単

 丸底鍋はいつも黄身がど真ん中。毎回いびつにならない、肉厚まんまる目玉焼き。
 強火OKの鉄鍋なら簡単に“メイラード反応”が起き、香ばしくて美味しい焼き目に。フランスでは、この香ばしい焼き色をレジャモンドレ(Légèrement Doré=軽い黄金色)と呼ぶそう。焼き目の香ばしさは万国共通♪ 鉄でないと出来ない料理があります。

 

GALLERY

 

SPEC

品名:トウキョウ ウォック / TOKYO WOK / 東京鍋
材質:本体・鉄(窒化鉄加工、板厚1.2mm)、取っ手:天然木
寸法:直径26cm、深さ8cm、全長45cm
重さ:900g
満水容量:3.2L
熱源:ガス火専用

生産地:日本(新潟県燕市)
 

製造:杉山金属株式会社 / 企画・デザイン:響物産有限会社
※製造はラーメン店で使用される、業務用大型寸胴鍋を製造する杉山金属株式会社(共同開発品)。
特許・意匠登録出願中
お問い合わせ先:響物産有限会社

カタログ  取扱説明書

【希望小売価格】
税抜価格 10,500円、税込価格 11,550円(送料無料)