代表取締役 / プロダクトデザイナー
相澤洋次郎
今まで存在しなかった新製品、新サービスを考案しています。基本的に、成果報酬型でご提案しますので、新製品・新サービスができないか、お気軽にお問い合わせください。
経 歴
東京生
山口県立 下松工業高校 機械科
早稲田大学 第二文学部 社会専修
早稲田大学大学院 経済学研究科 修士
いすゞ自動車(株)海外生産事業室
(株)富士通総研 コンサルティング事業部 コンサルタント/経済研究所 研究員
響物産(有)(現在 株式会社アイザワデザイン)代表取締役
私は図画工作、美術の通知表が良く、デザインやもの作りが好きで、人と違うことをするのも好きだったので、工業高校の機械科に行きました。もしデザイナーを目指すなら、工業高校の機械科は有力な選択肢と思います。後から絶対に一生学べない、旋盤、溶接、鋳物、金型、設計製図など、もの作りの基礎が全部学べます。スティーブ・ジョブズやジョナサン・アイブよりも、製品の成り立ちが理解できます。ダイソンもドラフターで図面を引いていました。大学受験は独学する苦労がありますが、大学へ行く前に普通校より工業/商業高校に行くルートは、一生使える技能(スキル)が身に付き、人生に“お得”かもしれません。
日本の中等教育までは世界一レベルで、この工業高校からは遠くトヨタやマツダ、地元下松で新幹線を作る日立に多く就職し、「現場力」の強さが世界で評価されています。今後必要とされる、理系文系の両知識でセレンディピティ、新結合(イノベーション)の確率が高まると考えられます。ジョブズは「技術と芸術の交差点」と呼んでいます。暗記型教育でなく、問題解決能力や創造性を養うSTEM教育(科学Science、技術Technology、工学Engineering、数学Mathematics)は、Art芸術が重要と言われてSTEAM教育に変化しました。東大の中尾政之教授は文・理の融合だけでなく、文・理・芸が必要、日本には当時iPhoneの技術を持っていたのに日本人には芸術的なもの作りができなくて作れなかったと述べています。そうするとトヨタの電気自動車も、あのデザインを見ると同じ轍を踏むかもしれません。AIに置き換えされない発明家のようなデザイナーを目指すべきで、デザイナー志望の方は高校卒業後に海外のデザイン大学・専門校へ進学するのがベストと思われます。