■ 概  要

 ユニクロに普通のカモ柄がある。普通のカモ柄(上図左)は迷彩服そのもので、安直で、逆にブランド価値を下げる。取り扱い注意の柄であり、ユニクロが高級ファッションブランドのイメージを持たせたいなら、普通のカモ柄は売らない方が良い。
 近年デジタルカモフラージュ柄が増え(上図中央・右)、adidasのクライマクール・シャツ(下図左)やスズキ・ハスラーのシート(下図右)にも採用されている。しかしこれも、ひねりもオリジナリティーもないただのデジタルカモ柄では、ファッションとして選ぶ人には絶対に許されない。他社と同じことをしましたでは、ブランド価値を下げる。


 カモ柄でなくても、元々生地にはいくらでも模様のある柄物はある。しかしその模様には多い少ないがある。模様が多いか少ないかといえば、カモ柄、デジタルカモ柄は、圧倒的に模様が多すぎるのである。迷彩服は元々良いイメージではないので、強調させられると女性や男性にも拒否反応を起こさせる。カモ柄が多いと下品になる。森に隠れる必要はないから、模様の量を減らすべき。
 下図のラルフ・ローレンのポロシャツのような、模様の少なめの柄を、デジタルカモ柄に変えたらどう見えるだろう。女性も着られるくらい、デジタルカモ柄が目立たなくなり、遠目でわからないくらいになるだろう。まだ多いかもしれない。このくらい少ないのは、従来のデジタルカモ柄にはどこにもない。品のあるデザインにできる。


 ポロシャツにはいろんな定番柄がある。その中で、非常に柄の量が少ないデジタルカモ柄も、ユニクロの定番ポロシャツ等になれる。カモ柄を欲しがる男性は一定市場あるので、品の良いカモ柄でニーズを埋めることができる。

(参考:カモ柄、デジタルカモ柄は、MLBのイチローの背番号、カシオのG-Shock、サムスン・ギャラクシー、着物にまである)

■ 業  種

  • ユニクロ
  • その他ファッションブランド

■技術レベル

  • ☆☆

■ 開発コスト

  • ☆☆

■ 市場・ターゲット

  • カモ柄を欲しがる男性。
  • 女性にかわいいライト・デジタルカモ柄。
  • 活発な子供服に。
  • 市場創造タイプ。

■ その他

  • 御社ブランドで販売。
  • ユニクロの柄物は安直で品がない。ただ付ければよいという柄物に見える。ファッションに関しては、顧客にセンスのある人が無数にいる。カモ柄も、adidasやスズキやサムスンなど他社デザイナーはデジタルカモ柄にしているのに、ファッションメーカーにも関わらず今どきデジタルカモ柄でもない平凡なベタなカモ柄なのは、デザイナーの職業能力が低い証拠。人事異動レベルだろう。
  • 詳細は面談にて。

 

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